うりきり屋

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日々思うことや経験したことを呟いています。夫、3歳、0歳と4人暮らし中。

歯医者に行く

久しぶりに歯医者に行ってきた。

 

どこか痛いというわけでもなかったけれど、最近定期健診にも行っていないな、妊娠中のうちに行っておくか、くらいの気持ちで予約をした。

自宅近くのかかりつけ歯医者はいつも混んでいて、思い立ったときにすぐ行けないので、今回は職場に近いところに行くことにした。もし治療で通うことになれば余計にその方がいいかと思ったのもあり。

 

今回行ったのは予防歯科に力を入れている歯医者。レビューを見るとすぐに治してくれないし何度も通うのが面倒と言っている人と、きれいな歯を保つための予防をしっかりしてくれるという人がいた。私は治療ではなくて健診目的だったので、きちんと虫歯予防含めて見てくれるなら良さそうだなと思い決めた。今回Googleマップで職場近くの歯医者を検索して分かったけれど、歯医者ってかなりいっぱいあるのね…。

 

ところで皆はどのくらいの頻度で歯医者に行っているのだろう。

実は私は成人するまで歯医者に行ったことがなかった。定期健診があることすら知らなかった。というのもこれまで虫歯になったことがなく、学校の定期健診で虫歯なりかけ注意を受けたことはあっても歯磨きを念入りにしていたらいつの間にか治っていた(それも次の年の健診まで痛くなることもなかったから治ったことにした)。親も歯医者に通っていることもなく、私の中では歯医者は虫歯になったら行く場所だと思って生きていた。

社会人になってもそんな感じで生きていたのだが、多分夫と結婚したくらいに何となく歯石取りに行ったのだった。きっかけは完全に忘れてしまったが…。ちなみに夫は割と真面目に歯医者にかかっていて、最近では2ヶ月おきに歯石取りと歯科指導を受けている。どうやら私より虫歯になりやすいようで、短い期間で再来を言われているようだ。面倒だしお金もかかるけど、歯のサブスクだなーとか言いながらきちんと通っているので偉いなと思う。

そんな夫が近くにいることも影響して、私も半年ごとに行くようになった。あと歯石を取ると単純に気分が良いのもある。

 

そんな感じで迎えた今回の受診は、初診ということでいきなり歯石取りは出来ず問診とレントゲンで治療方針を決めますと言われた。さすが予防歯科を謳うだけあるなと思いながら予約をした。

着いてみると、今まで通っていた無機質な歯医者とは違い、個室に通されて歯科衛生士さんから自己紹介と問診。すでに雰囲気に呑まれつつも、レントゲンとは別に噛み合わせのチェックのため口内の写真や骨格チェックで顔の写真も撮る。歯科衛生士さんが大変ですよね〜お時間かかってすみません〜と言ってくれたけど、こういう体のチェックは嫌いじゃなくむしろ楽しい。最後に唾液量の検査をして終了した。

 

レントゲンはすぐに見せてくれて、案の定歯石が結構溜まっているのと、なんと親知らずが真横に生えていた。体調を崩したときに歯茎が痛いな…ということはあったのだけど、こうやってレントゲンで見ると割と衝撃だった。出産が落ち着いたら抜きましょうかと話があり、それはそれで怖いがとりあえず今は虫歯にもなっていないようなので一安心。

日頃水分摂取が足りていない自覚があるので唾液量も少ないかな?と思っていたけれど、平均以上の結果に。どうやら虫歯はできにくい体質のようで、こういうのも検査してみるまで分からんものだなあと感じる。

 

一通り終わって、今後は治療もなく次回歯石取りをして終わりになると説明を受ける。色々診てもらえて満足の結果になった。綺麗な医院だったので、次回行くのがすでに楽しみになりつつある。

 

 

 

転職してから五年が過ぎた

過去の記事を見返していたら、こんなのを書いていた。

 

ime08.hatenablog.com

 

あの時はこんな気持ちだったんだなあと思うと感慨深いようなそうでもないような。こうやって振り返ることができるのもブログの良いところだな。

 

さて、そんな3年勤めた会社員生活がどうなったかというと、結局次の年に転職して、この3月で5年が経とうとしている。自分でも月日が流れる速さに驚いた。

 

転職というと自分のやりたいことを見つけて…みたいなポジティブなイメージが私の中にはあったけど、現実はそうでもなかった。あの頃は自分で転職活動をしていたのに、いざ決まると会社が名残惜しくなり、新しい環境も居心地良いものではなく、毎日暗く過ごしていた。その頃ちょうど結婚の話も出ていて、多分マリッジブルーも多少あったのだと思う。振り返るととても我儘で贅沢な悩みだと思うが、とにかく毎日が嫌で、そんな選択をした自分も嫌で、ブログでも全くこのことは触れていなかった。

 

いまようやくフラットな気持ちになってきたので、当時の状況を含め振り返ってみる。

 

転職を考え始めたとき

さすがに入社当時から転職は考えていなかったけど、漠然とずっと続けていけるのか?ということは頭の片隅にあった。というのも、全国転勤がある会社だったからだ。もちろん承知のうえで入社したし、人事から説明もきちんと受けた。私は学生の頃からとにかくやりたいことを優先して生きていたので、そのとき一番やりたい仕事で、それができる会社を選んだ。

最初の配属は関東だった。付き合っていた彼は地元で就職していて、短い期間だけど遠距離恋愛もしていた。これが後の夫である。

このまま結婚したら仕事辞めるしかないかなとも思っていたけど、まあなるようにしかならないなと考えることを先延ばしにしていた感もある。

 

転職活動を始める

なんだかんだと彼とも続いていて、プロポーズを受けた。単純に嬉しかったし、仕事とどっちを取る?と悩むこともなく、結婚を決めた。

会社にも既婚の女性はいて、通勤圏内の支社に勤め続けていた。関東には本社と支社がいくつかあって、そこを転々とするという働き方をしていたようだ。私は地方で結婚するから、もし転勤しないとなるとずっと地方支社で働くことになる。もちろんそれが既定路線ではなくて、結婚したから仕方ないよね、という特例の働き方だ。

ただ、当時の私はそれがしっくりきていなかった。今思えば変なプライドだったと思うけど、みんな転勤ありというフィールドで等しく働いているのに、自分だけ特別扱いされるのが嫌だった。この話を転職後に会社の同期に話したら、カッコいいなんてことを言われたけど、やっぱり変なプライドだったなと思う。皆そうやって折り合い付けて働いているし、きっと今同じ岐路に立ったら、そのまま働き続けられるように人事に交渉したんじゃないかと思う。

プロポーズの後、両親への報告、結婚式の日取りや会場の検討が始まる。それと並行して、転職活動も進めていった。この頃は20〜21時くらいに帰宅することが多かったので、そこから志望動機などを考えたりするのが地味に辛かった。

 

退職を伝える

会社に入籍予定を報告した。ちょうどその頃、会社の人事異動と転職先の面接結果が出るタイミングが重なっていて、面接に落ちたらまだ会社にいたいけど、受かったら辞めることを言わなければ間も無く異動の内示が出てしまう、というスリリングな状況だった。

なんとか内示前に面接合格となり、転職することを決める。上司に退職を伝えると多少は驚かれたけど、寿退社だろうと思われたのかすんなり受理してもらえた。予想通り私は異動予定だったらしい。

周りにも寿退社だと思われていたけど、一部の上司や同期には転職を伝えた。行く場所は言いたくなかったけど、仲が良くて関係を続けたかった同期6人にだけは教えた。まあなんか他の人にも微妙に広まっていたような気もするが。

 

退職するまで

転職先にはキリよく4月から入社することになっていた。退職の報告から4月までは半年ほどあったので、淡々と仕事を続ける。不思議なことに、あんなに転職活動を頑張ったはずなのにあまり前向きな気持ちになれず、むしろまだこの会社に残りたいとさえ思っていた。同僚は変わらず優しくて、結婚お祝いまでしてくれた。担当するお客様も建前かもしれないけど別れを惜しんでくれて、必要とされている場所から離れることが寂しくて仕方なかった。

最初にも書いたけど、マリッジブルーも大きかったのかもしれない。特に私は苗字が変わることが本当に嫌で(かと言って夫婦別姓が良いとかそういうことではなく、相手の家に「嫁ぐ」という感覚が嫌だったのだ。今は何とも思わないけど)、結婚も仕事もこれで良かったのかと毎日ウジウジしていたように思う。

なんだかんだで月日は過ぎて、3月に年休消化をしつつ退職した。会社で借りていたアパートからも出るため、3月中頃には新居を決めて引っ越しも完了。同じ月に転職先の研修もあった気がする。

 

転職してから

上記のとおり退職するまでウジウジウジウジしてたので、新しい環境に馴染めるはずもなかった。新職員研修は新卒の人と一緒で、若い社会人一年目の人がキラキラしていて落ち込んだ。他にも中途採用の人はいたけれど30代の人が多く、人生経験が豊富な人ばかり。前職経験4年という当時25歳の自分は何とも中途半端だった。

それでも生粋の真面目さで仕事は一生懸命やった。夫は一つ年上で、新卒で入った会社で5年目と順調にキャリアを積んでいたこともあり、お互いのキャリア感の違いでケンカしたこともあった。そのときは病みすぎて「結婚したせいで仕事も変えなきゃいけなくて最悪の人生だ」とすら思った。自分で決めた、というか何となく流されて転職したくせに、もう完全に自暴自棄になっていたなと思う。

 

そして現在

病みつつもそこから2年ほど経験を積み、長男の妊娠があったり、初めての部署異動があったりと色々あって現在に至る。

 

今まで目の前のことにがむしゃらになって生きてきたけれど、今後はもう少し自分のキャリアについて考えてみたいな、とも思う。今回の記事はその第一歩になったかも。もっと軽い気持ちで書くはずが、全体的に暗い内容になってしまった…。お付き合いいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

30代、髪のパサつきが気になる

最近、髪のパサつきが気になるようになってきた。

 

前は美容室に行けば別料金のトリートメントなんてしなくてもサラッサラツルッツルになっていたのに、いまはそうでもない。

 

私は服やメイクには割とズボラなのだが、髪に関しては具合が悪いととても気になるのである。他人の髪もつい注目してしまい、サラサラの人を見ると「毎朝ちゃんとブローやセットしてるんだなあ」とか想像してしまう。自分は時間がなくてほとんどできていないが。

 

美容師さんに相談すると、どうやら私のパサつきの原因は頭皮の乾燥らしい。頭皮が乾燥していると、その先の毛にまで水分が行かないとのこと。季節的に乾燥しやすいのもあるし、肌と同じで年齢が上がると水分量は減っていくのだとか。

シャンプー変えるだけでも違いますよーとアドバイスしてもらった。行っている美容室はもう何年も通っているが、ここで店の商品を無理に勧めないのがこのお店の好きなところだ。

この話を聞いて、なるほどなーと納得。今までお風呂上がりにオイルをつけていたけれど、毛だけじゃなくて頭皮のケアが大事なんだなと。ここ最近の調子が悪いのも、もしかしたら年齢のせいもあるかもしれない。

 

そこで自分のシャンプーを見直してみると、実は以前からスカルプケア商品を使っていた。

自分にしてはかなり値が張るシャンプーだけど、試しに使ってみたところ洗い上がりや泡立ちが気に入り、大容量を購入して半年ほど使っている。さすがに使い始めの頃の感動は薄れているけど、今のところ不満もないし結構残っているので継続したいなという感じ。

 

そこで考えたのがこれ。

ネットで頭皮の乾燥ケアを調べてたどり着いたもの。実は長男の産後に一度だけ使ったことがあった。一本で何個も効果があり忙しい子育て中の入浴に良いと口コミを見て購入したのだった。そのときの使用感も悪くなかったけど、コスパの問題で継続はやめてしまった。

今回も継続できるかは微妙なところだけど、美容師さんは「風邪を引いたら薬を飲むように、髪も調子が悪ければシャンプーなどで集中ケアしてみて」と言っていた。髪のケアって私の中では美容の一部という意識があって、どうせ高いケア用品で継続しないと意味ないんだろうと思っていた。でも薬と思えば調子が良くなるまでとりあえずやってみようと思える。

 

まずは週一のケアで使い切るまでやってみて、その後はまた考えようかな。

 

久しぶりに美容に関する記事を書いたら、なんだか楽しくなってきた。こうやってアウトプットすると、今まで放っておいた自分のケアとか、実は心の中でやりたいと思っていたことが見えてくるなあ。